シャニマス: 4周年Pカップ参戦記 (真乃 3 位) 「セレチケ用途、祝唄はkimagure全力ビートではない」
皆さん、4 周年 P カップお疲れ様でした。
るなりく (@LunaAliq) です。
今回の結果は真乃 3 位。
初のプラチナ称号 & 色順位です!
この記事は今回の P カップの準備と走り方、感想や反省などの記録です。
はじめに: 祝唄はkimagure全力ビートではない
まずはじめに、非常に大事なことですが 《【祝唄-hogiuta-】杜野凛世》は《【kimagure全力ビート!】園田智代子》ではありません。
絶対に、P カップ初日の焦りなどから S-SSR 限定セレクションチケットと S-SSR はづきさん 4 枚を祝唄のために使用したりしてはいけません。
私はやらかしました。
所持していないカードなこともあり、なぜか 1 週間ほど前から 2 つのカードの性能を勘違いして覚えていたようです。
去年は P カップ後にセレチケが来たこともあり、友人から「セレチケ来てるやん」という報告の後、焦ってしまったのが良くなかったです。
慰めの言葉と kimagure の復刻は随時募集しております。
目標
前回の P カップ (当時の記事はこちら) の結果から、無理な範囲ではないと感じていたため、今回の目標を真乃のプラチナ称号 (Top10) としました。
ただ、今回もフルで休みが取れるか微妙であったこと、順位にはこだわっていなかったこともあり、立ち回りなどは詰めていませんでした。
今になってみれば、このあたりを詰めていれば 2 位を狙えたかもしれないと思ってしまいます。
後悔先に立たずですね。
環境 (ゲーム編)
構成
《【心に住む人】三峰結華》 を採用した構成です。
本来は体力サポートの演出時間を考慮して、三峰の代わりに《【kimagure全力ビート!】園田智代子》を採用するのが一般的です。
しかし、私は三峰が好きなので、モチベアップによる周回速度の向上を狙い、三峰を採用しています。
それ以外の理由があるはずもありませんね。
(三峰のことは 3.5 th で金賞号を取るくらいに好きです)
チャート
「なんも考えてへん」の一言に尽きます。
シーズン 3 の最初で 花風Smiley+ (自札) -> 水面を仰いで海の底 (灯織) -> 真乃のバフ (取れるところまで) の順番で取って、ひたすらパーフェクトを叩いていました。
W.I.N.G. も毎回優勝しています。
ノーマルアピールの使用など、事前調査の必要なの調整はしていません。
自身の体力に余裕があるときは後述するタイマーとにらめっこしつつ 30 秒を測りつつ立ち回っていましたが、しんどいときは友人の Magic: the Gathering を見つつ Tarn3, 4 の Skip のみを行っていました。
環境 (機材など編)
今回用意した & 使用した機材などを列挙していきます。
デバイス周り
M1 チップ iPad Pro 12.9 inch
M1 チップがさいつよ。
PC を信じて液タブで走っていた時代もありますが、M1 チップが強すぎたので、前回から乗り換えています。
冷却設備
テキトーなアルミ台とテキトーなファンによる空冷です。
ペダル
進む・戻る・更新に関しては手を使うより足を使った方が楽だろうという考えから、キー設定のできるペダルを使用しています。
今回は他にもペダルを使用して 30 秒を計測している走者が多く見られ、P カップは脚まで使って走るイベントになったのだなぁと感じました。
(私のペダルには秒数計測機能はついていません)
ただし、長時間のペダルの使用は姿勢に気をつけないと腰痛の原因になることが分かっているので、近々アップデート or 使用中止の予定です。
アップデート案としては、物理スイッチを光センサに付け替えて、レーザーハープならぬレーザーペダル的にすることを考えています。
スピーカー
弊環境ではキャプチャボードを使用している関係で iPad から音が出せません。
普段はヘッドホンでプレイしているのですが、長時間のプレイということで安いスピーカーを購入しました。
椅子
良い椅子は必須と言ってもよいと考えています。
シャニマス以外にも使えます。
持ち帰り寿司屋
徒歩 5 分程度の場所に持ち帰り寿司屋があるので、毎日夕方頃のロック時に「Sushi Time!」と叫んで寿司を買いに行きました。(10 分のロス)
Sushi は心の余裕につながるので、可能なら家の近くに用意すると良いでしょう。
周回中に食べやすい巻き寿司が better。
ソフトウェア
ブラウザ: Safari
選定理由は、キーボードショートカット (ペダルからの信号) を受けられるブラウザが他に見つからなかったため。
速度などは測っていませんが、目に見えて遅い事はなさそう……?
歌姫周回計測タイマー
RTA 走者の方々が使っているアレです。
私はオーディションごとのタイムを、画像認識で自動的に計測しています。
導入方法は「歌姫周回計測タイマー」という記事で紹介しています。
今回の真乃 1 位のみずき P も動画配信時に使用してくださっています!
非常にオススメです。今回 P カップの真乃 1 位と 3 位が使っているぞ!
環境 (食事編)
今回準備した食事と、その評価を書いていきます。
カロリーメイト
言わずと知れた栄養調整食品。
学生時代の家庭科教諭曰く、
「人間は栄養面のみを見るなら水とカロリーメイトだけで生活するのが一番健康的」
だそうです。
実際に一週間食べ続けてみると、めっちゃモサモサするし、飽きるので「栄養面のみを見るなら」の意味がよく分かりました。
また、体力がなくなってくると喉を通らなくなります。
なんやかんや片手では食べづらく、ちょっとだけ周回速度も落ちるので評価は微妙。
COMP Powder TB v.5.1
水に溶かして飲むカロリーメイト的なやつだと思ってください。
「プロテインの栄養バランス版」と言って想像がつくならそれが近いです。
P カップのために 1 年前から体をこいつに慣らしてきました。
今では私の朝食の 8 割はこれです。
慣れないとお腹を壊したりする人もいるらしいので、いきなりの実践導入はお控えください。
そのままだとなんとも言えない素朴な味が口に広がりますが、COMP Flavor という商品を一緒に溶かすと割と美味しく飲めます。
Flavor には 5 種類の味があり、個人的には Apple & Sinamon がオススメ。
飲むときは液状なので喉にものが通らないときでも接種できるのが良い感じです。
私は健康に良い in ゼリーくらいの感覚で飲んでいました。
プロテインのようにシェイカーを使って作るので、洗い物が出ます。
栄養たっぷりなので放置すると大変なことになります。
幸い我が家には食洗機があるので、シェイカーを買い足して回転率を高めました。
公式のシェイカーは微妙なので Blender Bottle とかを買うのがオススメです。
欠点はそこそこ高いこと。
一食 (370kcal) 当たり 300 円、Flavor を使うなら 400 円程度を覚悟しましょう。
P カップ中に食べた食品の中での評価は最高。
Huel
COMP は高いよという方向けの、廉価版 COMP みたいなやつ。
イギリス産。
1 食 200 円程度でフレーバーもついているけれど、個人的には合わなかったです。
COMP は 300 ml で 400kcal なのに対し、こちらは 500 ml で 400kcal なのもしんどい。
私はこれを飲むくらいなら無理にでもカロリーメイトを食べるかな。
COMP に乗り換えたため、家にめちゃくちゃ余っています。
今回の使用回数も 0 ですが、一応紹介だけ。
in ゼリー
言わずと知れた in ゼリー。
「不健康の極みである P カップ中に、あんまり健康的じゃない気がするこいつを接種するのか?」
という心理的抵抗から COMP にその席を奪われていました。
甘いのでおやつ感覚で食べる分には有りかも。
可もなく不可もなくという感じ。
in ゼリーのパチもん
イベント前日に見かけて安かったので買い込みました。
しかし、in ゼリーに比べて味がかなり劣るように感じました。
「高いものには高いなりの理由があることが多いですね」という感想をくれました。
使用回数は 1 回。
いまだに冷蔵庫に 6 つ余っています。
野菜ジュース
さほど健康に良くないのに健康に良さそうに見えるものランキング堂々の 1 位。
私の使用方法は「血糖値が下がって眠くなったときに入れる」なので、本当に健康に良くないです。
自身の健康に対して一番罪悪感の少ない血糖値の上げ方として採用していました。
イベラン中の精神衛生は大事。
ただし、水分なので取れる量に限界があるし、気分じゃないときは取りづらいです。
評価は悪くないですが、血糖値を上げる目的なら、ラムネ菓子と併用すればよかったとも思いました。
寿司
Sushi Time は心の支え。
良いとか悪いとかでなくて、「必要」でした。
食事から接種するものは栄養とカロリーだけにあらず。
粉末緑茶
寿司に合います。
必要です。
環境 (友人編)
私は P カップを一緒に走る友人が欲しかったため、日頃から所属 Discord サーバで歌姫周回の布教活動に勤しんできました。
結果、今回は 2 人が並走してくれました。
私調べによりますと金賞号獲得者の 100% がリピーターになります。
ある程度知識のある友人に付き合って貰えるようになるのも利点です。
みんなも布教しよう。
なお、うち 100% が「金賞号なら余裕やろ」とボーダーを舐め腐るようになりました。
モンスターを生み出してしまった……
彼らは期間中の半分の日は別のゲームを遊んでいました。
また、P カップは走らないものの MtG の対戦画面を共有し続けてくれる友人もいました。
MtG は最近サボっていたので、多分 P カップ前よりも強くなったと思います。
1 週間を通して精神が保てたのは皆様のおかげです。
この場を借りて感謝させて頂きます。
皆様ありがとうございました。
期間中の動き
前日
COMP 以外の食事を用意していないことに気づき、カロリーメイトなどを買い込みました。
その他は一応最低限の仕込みを済ませて寝ました。
寝る直前に「ゲストのサポートが《【One, Two...♡】黛冬優子》である必要なくない?」と思いつき、初日から経験したことない構成で走ることに。
行き当たりばったりの状態で P カップ開始です。
初日
「祝唄はkimagure全力ビートではない」事件とともに P カップがスタートしました。
心が折れかけているのを自分でごまかしながら走り始めました。
様々な方々の話を聞いても、大きな失敗は初日に起こるものらしいので、皆様は細心の注意を払って行動してください。
ファン人数は bot が追ってくれているだろうと思い、写真を取っていなかったので分かりません。
順位は 4 位だったと思います。
リフレ時間は、リフレ明けに長く太陽の光を浴びられるように 6 時から 12 時に。
当日の起床時間は昼頃に調整したのですが、普段の生活リズムからか 4 時ごろからかなり眠かったです。
2 日目
特に変わった事はなく、順位は 4 位。3 位との差は 1 千万前後だったような気がします。
イベント開始時は Top 3 に入ろうという気はなかったのですが、3 位の方と競っていたので、なんだかソワソワしていました。
3 日目
2 日目まで 2 位だった方がストップし、私は 3 位に浮上しました。
安心したと言うわけではないのですが、体力面と健康面で非常に厳しかったので、リフレの 2 時間前に寝ました。
今思えば 2 位の方との結構大きな差に繋がってしまったなと感じています。
4 日目-5 日目
ここまで来るとコンコルド効果も働いてくるもので、2 位・3 位を狙いたい気持ちが出てきます。
初日に 2 位にいた方に追われたらどうしようと、気が気でない状態で走りました。
2 位の方とは 3 千万人差をキープし、4 位の方との差は徐々に離していくか、差をキープするというペースが続きました。
最終日 (前半)
最終日に真乃 1 位の「みずきP」さんが配信しているのを発見 ( https://www.youtube.com/watch?v=CuR27Z1rQvE )。
タイマーの関係で少しですが交友もあり、応援させて頂いていたため、走りながらアーカイブを視聴しました。
ハチャメチャに早くて参考になりました。
私のことにも触れてくださって、応援もしてくださっているのに気づき、非常にモチベに繋がりました。
応援ありがとうございます!
最終日 (後半)
リフレが 6-12 時なので、最終日は 24 時間戦うことになります。
体力的には非常にきつかったです。
しかし、最後は自分との戦いのようなものが楽しくなってしまっていたので、結局最後の最後まで走り切りました。
最終結果だけ見れば 2 位の方と 2 千万差なかったのですが、これは 2 位の方がファン人数調整をしている間に差が縮まっただけなので、実質的な差は 3 千万人でした。
時間のロス (追記分)
今回はスタートの月曜日 15 時から終了の日曜日の 12 時まで、リフレ時間 (火曜日-土曜日に各 6 時間) を除いた殆どの時間稼働していました。
その中で、覚えている中で明確に端末の前にいなかったのは以下の時間です。
- 毎日: Sushi Time (10 min x 6 = 1 hour)
- 水曜日: リフレ前睡眠 (2 hour)
- 3 日分: リフレ外シャワー (10 min x 3 = 0.5 hour)
合計 3 時間半程度ですね。
この他、食事などの都合で端末の前にいながらも操作が止まっていた時間もありましたが、振り返ってみると結構狂気ですね。
しかしこれだけでも、「この分走っていたらもしかしたら……」と思ってしまう気持ちも少し抱いてしまいます。
振り返り
今回の個人的な振り返りです。
反省編
結果について
まず、プラチナ称号を獲得できたのは非常に嬉しいです。
しかし、ふんわりした覚悟と準備で走って 2 位と僅差の 3 位となったため、少しの後悔もあります。
恥ずかしながら、「折角ならしっかりと準備をして、負けるにしても完全燃焼したかった」という気持ちもあります。
それでも、真乃の 3 位のファン人数をある程度引き上げられたのは嬉しいです。
試走について
私は試走をしていませんが、試走は必要だと感じました。
今回は試走なしで参加したため、初体験のいろいろな問題に直面しました。
一日中走ると結構手首が痛くなること。
カロリーメイトが喉を通らなくなること。
結果、家をひっくり返して湿布を探したり、あまり消費されないカロリーメイトを悲しい顔で眺める事になりました。
初日はミスに細心の注意を
初日は焦るので予想外の動きはしないようにしましょう。
来ると思っていたセレチケが来ても、最終確認を怠りながら使用するのは止めましょう。
本当に。
経験編
「差」
今まで金賞号しか取ったことがなかったため、「差」という概念と純粋に戦うのは今回が初めてでした。
実際戦ってみると、言葉では表現しにくい「経験」ともいうものを体験しました。
特に、一度開いた「差」という壁は想像よりもかなり高かったです。
身体について
身体の姿勢は本当に大事です。
詳しい理屈は分かりませんが、背筋の姿勢を気にした日はちゃんと走り続けらることが経験的に分かりました。
手首を労らなければ手首に湿布を貼りながら寝ることになります。
座り方に気をつけなかった日は腰を痛めます。
人生のもっと早い時期に、確実な経験と共に学んでおきたかった……
Discord 環境
一週間、一生喋り続けると喉を痛めます。
対策は……今のところ思いつきません。
感想編
「もう二度と走りませんからね!」が口癖になりそうです。
書いていてちょっとしんどくなってきたのでこれ以上の言及は避けます。
さいごに
寝ている以外のほとんどの時間で真乃の声を聞き続け、真乃の表情や仕草を続けた一週間でした。
正直、開始前には「食傷になったらどうしよう」と考えていた部分がないとは言えません。
しかし、最後の最後まで真乃の事が大好きなまま走り切きれました。
この気持に支えられて、一週間走りきったと言っても良いと思います。
何よりも、このことが確認できたことが嬉しい一週間でした。
協力してくださった皆様、応援してくださった皆様、ありがとうございました!